殆ど知らない町へ遠征しての展示は、不安だらけでした。
会場をユリイスさんに決めたとき「僕も(一緒に)がんばります」と言って下さったことが嬉しくて。
言葉通り、準備段階から展示中もどんな展示がいいかどうすればお客様に知ってもらえるか、ずっと考えて色々な提案をしてくださいました。
だから側に居るだけでどんどん安心していき、初日には『もう1日で終わっていいかな~』なんて後ろ向きな私が、最終日はさみしい気持でいっぱいになっていました。
ものを作るということは己と向き合うことで孤独な作業ですが、それを発信する時は受け手に伝わらなければただの自己満足です。繋ぎ手、配り手が居てくれてこそです。
足を運んでくださった方々、食やものの多方面の作り手さんやそこに関わる方々とお会いしお話しできたのは、中山さんが繋いでくださったおかげです。
一日の帰り道、外から大きな窓越しに見るユリイスの灯りは、気持ちをぽっとあたためてくれました。
見えないすてきがいっぱい詰まったギャラリーでした。またクリスマスの頃に展示ができたらいいな。
目標ができました。このご縁しっかり掴んでおきます。
感謝を込めて
坂本 成子
S-naru インスタグラム